△パッケージ用CG |
夏休みを間近に控えたある日。 クラスメイトの男子が、彼女ができたと大騒ぎしていた。 それでなくても異性の話は賑やかなもので、誰と誰がデキてるとか、誰とやったとか、そんな話は多い。 で、主人公の知郎はどうかと言えば、その辺はさっぱり。 成績も上々、気の利くタイプで、クラスでの評価は、男女共に高く、ルックスだって悪くない。 でも、女子からすれば、ちょっと物足りない。 だから、彼女、と言える相手もいなかった。 しいて言うなら、隣りのクラスにいる東野千春。彼女は、幼い頃からお隣に暮らしている、幼なじみ。 とは言え、同じ病院で産まれて、同じ幼稚園に通い、そして、学校も同じとくれば、近すぎて、恋愛の対象とは思えない。 第一、彼女を見ていると、そんなことに興味があるとは思えない。知郎は、そう思っていた。 そんなある日。 知郎は、千春の母に、忘れ物を届けるように頼まれる。 忘れ物、と言っても、帰りのお買い物メモ。両親共働きの千春は、帰りに夕食の材料を買って帰るのが、いつものことだった。 放課後。 渡しそびれていたメモを渡そうと、隣りの教室へ行った。 ところが、千春がいない。 聞けば、屋上じゃないか?とのこと。 屋上になんの用が、と思いつつ、知郎は屋上へ。 そこで、知郎が見たものは………。 ひょんなきっかけから、幼なじみの意外な進歩ぶりを知る知郎。 口止めのつもりか、はたまた、何か別の意図があるのか、知郎に、気軽に身体を許す千春。 更に、千春のお友達も巻き込んで、何やらエッチな騒動が起こる予感。 はてさて、知郎君………夏休みには、彼女ができているのでしょうか? |